自律神経失調症を回復するために徹底的に行いたかったこと | 自律神経失調症を知って諦めない - すこやかに過ごす

自律神経失調症を回復するために徹底的に行いたかったこと

私は長い間、自律神経失調症に悩まされてきました。

自律神経失調症からの体の不調とともに、精神面も不調で、
笑っていられるうちは良かったのですが、何も楽しいと思えなくなり、
うつ病と診断されるようになっていました。

様々な症状から一刻も早く改善したいと思うあまり、
病院から出される薬は疑うこともなく飲み、
薬が少なくなると不安に思うほどでした。

たくさんの薬を飲むのですから、副作用もいろいろ起こりました。
副作用に苦しめられることが増えたことにより、
薬を飲むのではなく、自然に回復できるように努力しました。

そのせいで、なかなか回復しなかったのかも知れませんが、
自律神経失調症で不快な症状が続いていた時に、
もっと真剣に実行すればよかったと思うことを紹介します。

ゆっくり休む(眠る)

原因不明の体調不良で診察に行った時には、とにかく何も考えず、
嫌なことは考えないように休むことを勧められました。

自分でも休んだ方がいいことは、何となく感じていたのですが、
そんなに疲れている感じはなかったし、むしろ元気でした。

だから、なかなか真剣に休もうとは思えないのです。

それが、ある時、急にガクンと気持ちと体が落ちるのです。

そうなると、休まなければいけないと焦るのですが、
完全に仕事から離れるのは怖いので、少し休んで働いて、
少し休んで働いて…と繰り返しです。

休んだように思えて、ちっとも休んでいないので、不調は続くばかりでした。

結局、なんだかんだで仕事を辞めることになり、休めように思えて、
次は、早く仕事を探さなければいけないという焦りでますます眠れなくなり、
何のために辞めたのか分からない状態になりました。

自律神経失調症になると、眠っているのに眠っていないような状態になることがあります。

長い時間、眠るのが必ずしも良いとは思えませんが、
眠って目を閉じているだけでも、体は休まるし、心も落ち着いてきます。

不安が襲ってくるし、早くなんとかしなければと焦りもおきます。

でも、ただ休むことだけに集中して、しっかり休むほうが
回復も早く、ダメージも少なかったのではないかと思います。

(参考記事)効果的な睡眠のためにやってはいけない4つのこと

仕事をセーブして気分転換をする

自律神経失調症は、完全に回復させるというよりも、
上手に症状と付き合っていくことが大切です。

そのためには、仕事との折り合いも考えないといけません。

私はその頃、複数の仕事を掛け持ちして働いていました。

「1万円節約するなら、1万円分を働こう」と考えていたのです。

そのため、毎日働いているのですから、眠る時間を多くとっていても、

実際には休んでいないのです。

週に1日でも、完全オフの日を作るべきだったと思います

生活をしていくために無理に働いて、余計に医療費にお金をかけていたんですね。

ひたすら頑張って働く事は素敵だし必要だと思います。

でも、自律神経失調症の症状があるのに、
無理に頑張り続けるのは止めた方が得策です。

私は、自律神経失調症で医師から休むように言われているにも関わらず、
休まなかったばかりに、症状は治まらず、ひとつひとつ仕事を失い、
体調も回復しないままでした。

できれば、休むために仕事を辞めるのではなく、
無理をしない程度に仕事を続けながら休みましょう。

最近では、自律神経失調症などの原因不明の体調不良への
企業の理解も深まっています。

慌てずに上司に相談してみたほうが良いですね。
一度の相談では無理かも知れませんが、焦らずに怒らずに、
休みが必要な状態になっているけれど、仕事を続けたいという熱意を伝えましょう。

(参考記事)傷病手当金とは?どんな時に支給されるの?

ストレスの原因を知る

自律神経失調症は主にストレスが原因となって発症することが多いのですが、
一口にストレスと言っても、様々な要因があります。

私も、当時は、何がストレスとなっているのか分からないばかりか、
自分にストレスがかかっている事すら気が付きませんでした。

人間関係、多忙、引っ越しなど、後で思い出すと、たくさんあるのですが、
人間関係や多忙などは誰にでもあることだし、
引越しは自分で望んでおこなった嬉しいことなので、
それがストレスだとは思いもしませんでした。

でも、仮にストレスの原因を知っていたとしても、
それが自律神経失調症の原因になっているだろうとも思わず、
真剣に対処しようとは考えなかったのではないかと思います。

それでも、自分の体調不良とその原因を知ることにより、
ストレスが少なくなれば、体調も回復すると希望が持てて、
少しでも心が楽になったのではないかと思います。

(参考記事)ストレス解消のために最初にすることと3つのポイント

自分の考え方のクセを知る

自律神経失調症などの原因不明の体調不良が続くときには、
いつも、同じような考えと行動をしていました。

この時に、なぜ同じ考えと行動をとってしまうのかと考え、
繰り返さない工夫をすれば良かったのではないかと思います。

どこに行っても、人間関係などのストレスはつきものです。

起こる出来事は違っていても、その時に考えることは、
ある程度、同じ経緯をたどっています。

実は、自分はその考え方が好きで、望んでいるからなのです。

それならば、同じことを繰り返すのは当たり前ですよね。

本当に変えなければいけないのは、環境は人間関係ではなく、
自分の中の考えであるのではない
か?と気が付くのに、長い時間がかかりました。

長い間、同じ考えをもって生きてきたのだから、
簡単に変わるはずはないのですが、気をつけることはできます。

自分の考えのクセを知り、次に同じような考えが浮かんだ時に、
以前の出来事と合わせ、同じクセが出ないように、
どのように考えて行動すれば良いのかと考えることはとても大切です。

(参考記事)考え方を変えたいと思った時には認知療法が有効?

まとめ

以上、私が自律神経失調症になった時に、徹底的に行えばよかったと思うことです。

 ● ゆっくり休む(眠る)

 ● 仕事をセーブして気分転換をする

 ● ストレスの原因を知る

 ● 考え方のクセを知る

その他にも、人の助けを借りる、適度の運動、適度の服薬など、
いろいろあります。

一度に行うのではなく、期間を区切って、あなたの気持ちが望むこと
ひとつずつ徹底的に行うのも良いですよね。

体と心が動く範囲で、無理のないように進めていきましょう。

繰り返しになりますが、私は仕事を辞めることで解決しようとしてきました。
でも、いくら違う仕事に移ったとしても、そこでもまた嫌なことがあるし、
人間関係に苦労します。

考え方のクセを知り、その考えに縛られず、自分を変えていこうという勇気を持つことが、
私には何よりも重要ではなかったかと思っています。
思っているというよりも、身体の症状が落ちついている今だからこそ、より強く思います。

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