免疫力とホメオスタシスの維持に必要なこと | 自律神経失調症を知って諦めない - すこやかに過ごす

免疫力とホメオスタシスの維持に必要なこと

免疫とは病気から身体を守ってくれる仕組みです。

例えば、主に冬になると流行するインフルエンザは、
インフルエンザウィルスによってかかります。

風邪もアデノウイルスなどの病原性大腸菌によってかかります。

このようなウイルスは、目に見えなくても空気中にウヨウヨしていて
スキをみて身体の中に入っています。

でも、ウイルスがある、同じ空間にいても、
インフルエンザや風邪にかかる人もいれば、かからない人もいますよね。

それは、免疫と言う体を守るしくみが機能している人と、
ちょっと免疫が弱くなっている人の違いなのです。

免疫細胞は年中無休24時間働いています

免疫というしくみの中で、働いているのが免疫細胞です。

体内の免疫細胞は血液の白血球という成分の中に存在して、
全身を血液やリンパ液にのって循環パトロールしています

身体に異物が入ってきたときは、すばやく駆けつけて異物と闘います。
一人一人のSPのような存在ですね。

風邪のひきはじめに喉が腫れる、鼻水がでるなどの症状が起こることがありますが、
これは、異物と免疫細胞が闘っている時に起こるのです。

なので、喉が腫れた時には、白血球の中の免疫クンが闘っているのだと思い、
その闘いを応援するために免疫を高める工夫をすればいいのです。

私ががんの抗がん剤治療を受けた時には、通院ごとに血液検査を行い、
その中でも白血球の数値を重要視されていました。

通常、白血球の数値は血液1μl中に4000〜9000個くらいですが、
治療の影響でどんどん下がっていき、500まで下がったことがあります。

その後の治療を左右するのは白血球の数値でした。

それも、白血球の数値が下がると免疫機能が低下するために、
がん細胞と闘えなかったからだったのです。

ある日突然、花粉症やアレルギーになるのは免疫力の低下から?

身体に異物が入り込むと、白血球が総出で異物と闘い、自分の身体を病気から守っています。

免疫が正常に働いている間は良いのですが、働きが低下してしまうと
少量の異物にも過剰に反応してしまうことがあります。

例えば、カビや埃は常にあなたの周りにもあると思います。

しかし、常に大量のカビや埃の中に居続けると、とてつもない異物が入ってきたと誤解し、
ヒスタミンなどの炎症物質を放出して抑えようとします。

そのため、異物が入ってきて免疫が闘っている部分に炎症を起すことがあります。

その反応がアレルギーです。

なので、アレルギーが起こるのも免疫力の低下が一因となります。

また、免疫機能が低下すると、免疫によって抑えられていた細菌が
身体の中で活発に働きだします。

会社で例えると、おとなしくしていた対社長派が、
社長が病気になったのを機に、一気に反乱を起こすようなものでしょうかね。

免疫機能の低下によって、体内で動き出す細菌などのために、
風邪をひきやすくなったり、時には、がん細胞が動き出したりします。

体温を上げることが免疫力維持に有効?

私が抗がん剤治療中には、免疫を高めるために体温を上げなさいと言われました。

そのため、夏でも湯たんぽをお腹に抱えて過ごしていました。

なぜ、体温を上げることが免疫を高めることになるのでしょう?

それは、細菌やウイルスは熱に弱いという特性があるからです

がん細胞も熱に弱い性質があり、体温を上げることは、
がん細胞を寄せ付けなくすることにもつながるからです。

体調が悪くなると熱が出ますよね?
その症状も細菌に勝つための防衛反応なのです。

身体の機能が最も高まるのは、体温が36.5℃~37℃くらいと言われています。

常に、理想的な体温を一定に保ち、免疫力を高めていきたいものです。

身体の状態を一定に保つ仕組みを「ホメオスタシス」と言います。
ホメオスタシスは、内分泌系(ホルモン)、自律神経、免疫が重要なキーワードです。

また、自律神経の働きについては、こちらの記事をご覧くださいませ。
>>自律神経の働きとは?