考え方を変えたいと思った時には認知療法が有効? | 自律神経失調症を知って諦めない - すこやかに過ごす

考え方を変えたいと思った時には認知療法が有効?

あなたは、認知療法という精神療法をご存知でしょうか。

自律神経失調症やうつ症状などの精神的ストレスに対する治療法のひとつです。

考え方捉え方を変えてみる

何か出来事があった時の捉え方や考え方のことを「認知」と言います。

あなたは日々「認知」に従って行動しています。

例えば、あなたが転職し、そこで嫌なことがあったとします。

その時に、どんなことを考えますか?

「こんな会社に入らなければ良かった」
「もっと調査しておけばこんな会社に入らなかったのに」
と思った時に、気分は憂鬱になります。

「この会社を辞めたら生活していけない」と考えると不安になります。

また、転職に際して相談した人がいたとしたなら、
「あの時に、賛成さえしなかったら転職しなかったのに」と、
怒りを覚えるかも知れません。

でも、ひとつずつ業務を覚えていって仕事が楽しくなると、
「ここでがんばれるかも知れない」と、少し明るい気持ちになり、
更に、社内で協力者を見つけると、
「もう少し経てば前の会社よりも良いかも知れない」と希望がでてきます。

ほんの少し考え方を変えるだけで気持ちが楽になり、
その後の行動も変わってきます。

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このように、物事を柔軟にバランスよく考えられるように「認知」に働きかけて、
ストレスを受けた時にも心を軽くしていこうとする治療が「認知療法」です

考え方にはクセがある

あなたの心や行動には、決まったクセがあります。

遭遇する出来事ごとに対応を変えていても、
振り返ると「また同じことをしてしまった」と思うことがないですか?

自分で意識していなくても、クセ通りに考えて行動しているからです。

ストレスなどにより、身体に不快な症状が表れた前後には、
自分が悪かったのではないか?など、マイナスな考えが潜んでいることが少なくありません。

マイナスなことばかりに気を取られると、どんどん、抑うつ傾向が強くなります。

物事を悪いほうにばかり考えたり、自分を過小評価したりなど、
悪い方向にばかり考えてしまうクセから、
違う捉え方もあるんだよと、適切な考えに導いていくように「認知」に働きかけて、
不快な感情や考えを改善していけば、次回から同じことはおこりにくくなります

根気が必要な精神療法

自分の考え方や行動のクセを変えていくことは、
これまでの自分を否定されているように思うこともあります。

そんなふうに思ってしまうのは当然だと思います。

今まで自分が正しいと信じて考え行動してきたことを、
実は違う方向に考えれば楽になると言われても、そう簡単に納得できません。

私も、自分の考え方のクセを変えなければ、同じことの繰り返しだと分かっていても、
なぜ?どうして?じゃあ、やはり私が悪いの?という思いばかりが先にたって、
全く前に進めないどころか、考えは変わらないし、
時には、今までのことを思い出して、辛くてたまらないことがありました。

でも、自分が悪いのではなく、そんな考えが悪いだけなのだと思うようにしたら、
少し気が楽になって取り組むことができました。

それでも、まだ辛くなりますけどね。

それに、徐々に変えていけば良いことで、考え方の全てを変える必要もないのです。
ほんの少し変えていけば良いのです。

なかなか成果がでなくて、イライラすることもあると思いますが、
一度、認知のクセを知り、改善のコツをつかめば、
同じ考えや行動でクヨクヨすることが少なくなり、
精神的なストレスに対応できるようになります。

現在、病院や企業、学校などでも認知療法が実施されています。

認知療法を受けることができる場所は?

認知療法は、医療機関や専門機関で受けることが出来ます。

健康保険が適用になるかは、症状などによって異なりますので、
受けたいと思った時には、費用についても医師に相談してみてください。

物事の捉え方や考え方のクセを知り、悪いクセは変えて、もっと楽に暮らしましょう。

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>>「プチ認知療法/下園壮太」を実践しての感想・レビュー