レム睡眠とノンレム睡眠のリズム | 自律神経失調症を知って諦めない - すこやかに過ごす

レム睡眠とノンレム睡眠のリズム

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類のリズムがあります。

この2種類の睡眠の違いをご存知ですか違いをご存知ですか?

レム睡眠

主に身体を休ませるための浅い眠りです

目を閉じて眠っているのに、なぜか目の奥が動いている人を見たことはありませんか?

そんな状態の眠りはレム睡眠です。

脳の一部は活動していて、夢を見ることが多い睡眠です。

夢は日中の出来事を整理したり、記憶の中に留めていると考えられています。

なので、睡眠時に学習するために眠る前の勉強が効果的と言われているんですね。

ちなみに、レム睡眠のレムは「急速眼球運動」Repid Eye Movementの略です。

ノンレム睡眠

主に脳を休ませる睡眠で、深い呼吸を規則正しく繰り返し、夢を見ることが少ない睡眠です。

レム睡眠のような、眼球運動がないので、レムがないノン(NON)レムなのです。

脳は小脳、大脳、脳幹、間脳と大きく分けられ、
中でも大脳は、物事を考えて皮膚や目などから得た情報を処理したり
手足を動かしたりする働きをしています。

この大脳の働きがノンレム睡眠時には低下して脳を休ませていると考えられているのです。

頭を休める時間と体を休める時間を自然に交互に繰り返して、
私たちは睡眠時間を過ごしているのです。

睡眠のリズム

では、レム睡眠とノンレム睡眠は、どのように繰り返しているのでしょうか?

私たちは、眠りにつくと、まずノンレム睡眠に入ります。
と言っても、いきなりグッスリではなく、
短いレム睡眠を通過して、深い眠りのノンレム睡眠にはいります。

そして、一定の時間がたつとレム睡眠になり、また一定の時間のあと、
ノンレム睡眠に入ります。

一晩の中で、90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠を4~5回繰り返し
脳と身体を休ませています。

最初、レム睡眠は短いのですが、眠りが進むにつれ徐々に長くなり、朝、目覚めます。

子どもはレム睡眠の割合が多く、成人になるにつれて少なくなります。

また、高齢になるとノンレム睡眠に入っても眠りは浅く、睡眠全体も浅くなります。

ちなみに、90分周期のリズムをウルトラディアンリズムと言います。

人間の集中力が長く続かないのは、この90分周期のウルトラディアンリズムが
体内に刻まれているからです。

レム睡眠とノンレム睡眠のリズムが乱れてくると、
やる気がなくなったり、日中に眠くなったりなど、
様々な不調がおこることがあります。

それは睡眠にも自律神経が大きく関わっているからです。

睡眠と自律神経

通常、眠っている間にいろいろなホルモンが分泌されることにより、
新陳代謝を促し、私たちの身体を修復しています。

ホルモンの分泌は、脳の視床下部という部分で監視され
命令を出してコントロールしています。

分泌されたホルモンは血液に乗って全身に運ばれます。

全身の隅々まで送られる血液が十分でないと、
細胞の機能が低下して能力を発揮できなくなります。

この血液を運ぶ血流をコントロールしているのが自律神経です。
そして、視床下部は自律神経の働きもコントロールしています。

自律神経のバランスが乱れると、ホルモンの分泌も乱れ、
ホメオスタシス(生体恒常性)の三角形が保たれなくなります。

ホメオスタシスの三角形が乱れるとあなたの健康が保たれなくなります。

質の良い睡眠と睡眠のリズムが、あなたの健康のカギになります。

※ 質の良い睡眠をとるために必要なこととは?

こちらの記事もご参考になさってください。
>>効果的な睡眠のためにやってはいけない4つのこと

※ホメオスタシスについてはこちらをご参考にしてください。
>>ホメオスタシスとは?